🐦カラスと楠と、ゆらゆらの朝｜KIMIDORI FARM日記

今朝のことです。
いつものように作業をしていたら、ふと楠（くすのき）の大きな枝先に、一羽のカラスが止まっているのが目に入りました。

…が、止まっていたのはなんと、一番細くて頼りなさそうな枝の先っぽ。

「そこ！？もっとしっかりしたとこあるよ？」
と思わず心の中でツッコミを入れてしまうほどの場所に、バランスを取りながら立っていて。

そして、そのまま枝がゆ〜らゆら。

🌿大きな木も、時には遊具みたいに
楠の枝はしなやかで、風を受けるとゆっくり揺れます。
その動きに合わせてカラスも一緒に、まるでブランコにでも乗っているように、ゆら、ゆら、ゆら…。

特に驚く様子もなく、むしろリラックスしているように見えるカラス。
「もしかしてこれ、遊んでる？」
そんな風に見えて、少しだけ笑ってしまいました。

🍃自然は、ふとした瞬間に心をほどいてくれる
暑さや湿気でバタバタしている朝のファーム。
それでもこんな風に、ふとした瞬間に木や鳥たちが「まあまあ、ちょっと休もうよ」と言ってくれているような気がします。

毎日の中に、小さな「ゆらゆら」があるって、いいものですね。

🌞ファームの中の物語たち
KIMIDORI FARMには、木々の間をすり抜ける風も、虫たちの小さな足音も、
そして今日のように、ちょっとふざけたカラスとの出会いもあります。

「植木屋さん」とひとことで言っても、植物だけでなく、
こうした自然の小さな物語が、ファームのあちこちに広がっているんだなぁと改めて感じました。

明日もまた、ファームでのちいさな発見を楽しみにしています。