オーストラリア原産の植物には、日本のお庭でも人気の高い「レプトスペルマム」と「メラレウカ」があります。
どちらもすっきりとした葉姿や花の可愛らしさから混同されがちですが、実は性質や魅力に違いがあります。今日はその特徴をまとめてみました。

🌿 レプトスペルマム（ティーツリー）

• 別名：ティーツリー（Tea Tree）
• 特徴：小さな葉が密について、可憐な白やピンクの花を咲かせます。花は梅のようにも見え、とても華やか。
• 樹形：比較的コンパクトで、庭木や鉢植えにもしやすい。
• 用途：観賞用として人気が高く、花の時期には一気に存在感を発揮します。

🌿 メラレウカ（ペーパーバーク）

• 別名：ペーパーバーク、ティーツリーとも呼ばれる
• 特徴：葉は細長く、すっきりとした樹姿。花はブラシのような形で、ふわっと咲くのが印象的。
• 樹形：大きく育つ種類もあり、シンボルツリー向き。樹皮が紙のようにはがれる「ペーパーバーク」タイプも人気。
• 用途：シルバーティーツリー（メラレウカ・レウカデンドロン）など、シルバーリーフとして寄せ植えや庭のアクセントに最適。

✨ 違いのポイント

• 花の形
  　レプトスペルマム → 梅に似た小花
  　メラレウカ → ブラシ状のふわふわ花
• 樹形のサイズ感
  　レプトスペルマム → コンパクトにまとまりやすい
  　メラレウカ → 大きくなりやすく、シンボルツリーに向く
• 楽しみ方
  　レプトスペルマム → 花を楽しむ庭木や鉢植え
  　メラレウカ → 葉色や樹形の美しさを楽しむシンボルツリー

🌸 まとめ
どちらもオーストラリアらしい爽やかな雰囲気を持つ植物ですが、
「花を楽しむならレプトスペルマム」
「姿や葉色を楽しむならメラレウカ」
と選ぶのがおすすめです。

お庭の雰囲気に合わせて取り入れると、より魅力的な空間になりますよ。