水くれのとき、土の表面にひょっこりと見える白い幼虫。
「また出たな！」とつぶやいてしまうのが、この時期のコガネムシです。

秋は、春から育った幼虫たちが一番食欲旺盛になる季節。
特に鉢植えや若いオリーブの木は、根っこをかじられて弱ってしまうことがあります。
葉が黄色くなったり、成長が止まっていると感じたら、もしかすると足元にコガネムシの仕業があるかもしれません。

対策としては、

• 鉢植えは土を軽く掘って幼虫をチェック
• 見つけたら取り除く
• マルチングや防虫ネットで成虫の産卵を防ぐ
• 弱った木には液肥で元気を回復させる

秋はオリーブが実りを迎える季節でもあります。
その陰で、土の中ではコガネムシたちも活動を盛んにしているんですね。

日々の水くれの中での「小さな発見」が、木を守る大きな一歩。
秋のオリーブを元気に育てるために、ぜひ足元にも気を配ってあげてください。